幸せ。

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゙したい゙をした後、 恵ば何がを蒸しながら言った。 『一樹、私、幸せが分からないの…。』 恵の口元から 煙りが出て来る…。 『………。』 『一樹は幸せ…?』 俺の顔を見た。 幸せって… なんだ…? 恵の事も―― 心地いい事をしてくれる動物にしか 思っていない。 『分からないの…?』 『分からない…。』 『一樹、不幸だね…。』 また口から煙りが出て来た。 不幸って なんだ…?
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