第2幕 魔族再来

3/6
前へ
/11ページ
次へ
レリッシュはひざまずいた。 子供「あっ、おじちゃんだ~。」 レリッシュ「こらっ。陛下になんてことを。」 陛下「あぁ、いぃんだよ。ほら、今日は飴ちゃんだ。」 子供達「わ~い。」 レリッシュ「いつもすいません。」 陛下「いぃんだよ。あいつら、孤児だから…ほら、なんていうか、信頼を裏切られたから、今のうちに信頼を厚くしとかないとな。」 そこに、高等貴族のライル侯爵が飛び込んできた。 ライル「陛下、ここにおられましたか。産まれそうですぞ。」 陛下「おぉ、そうか!」 レリッシュ「早いですが、おめでとうございます!!」 陛下「ありがとう、レリッシュ。んじゃ、おじちゃんは大事な用事が出来たからまた今度な。」 子供「うん!」 陛下は足早に離宮のアフロディテ邸に向かった。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加