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『それでは最初はぁ~水泳部、バレー部、バスケ部、テニス部にやっちゃってもらいまーっす!
ちなみに、タイムと、審査員の評価によって得点が変わりますんで頑張ってくっださっいねー♪!!!』
評価ってなんだ?誰がするんだ?
あそこのハゲ(校長)か?
なんかビデオカメラ持って鼻息荒いんだが…オイ、誰かあいつのカメラ潰せ。
てか今度の放送委員テンション高ぇな。
……どうでもいいか……
†
フフフフフフ……
ハルよ……待っていろよ……
控室の隅、その場所で彼女――サヤは黒い笑みを浮かべていた。
「ハルは……私のものだ……」
「残念だがそれは違うよ紗耶少女。春少年は私がもらう。」
いつの間にか、独り言を呟くサヤの背後に立っていた龍崎がサヤの言葉を返す。
「いやいや、私よ~。」
茜、参戦。
「ふん!!いい気になるなよ龍崎!私のこのコスプレを見てハルは私の嫁になるのだ。」
「いやいや、私のコスプレで春少年は私の嫁になるだろう。」
「何いってんのよ二人共!私に決まってんじゃない~」
「私だぞ。」
「いや、私だ。」
「いやいや、私よ~♪」
睨み合う三人。
だが一つだけツッコんでいいだろうか。
春が嫁になるのは性別的に不可能だ
という事を……
え?聞いてない?
分かってたって?
作者出て来るの自重しろ?
……………………………。
知 る か !!!!
俺はツッコむぜ!!この身が滅ぶまで………!!
「………犬神は……私の嫁……です…///」
部屋の隅の隅で千華がそう呟いていた事は、誰も知らない。
千華、だから嫁は性別的に(ry
ハル「作者ァァァ!!!!自重ォォォォォ!!!」
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