体育祭4~最強!生徒会!~

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控え室に行く際に投げつけられた、空き缶の数だけ強くなった俺は、周囲の『うっわぁ……何アイツ…何あの格好…うっわぁ』みたいな視線をかわしきり、茜さんと共に入場した。 が、次の瞬間。 ガチャリ……!!! 「春ちゃーん……うふふっ…」 茜さんが俺につけられた手錠を持ち、妖艶に笑う。 ていうかなんで手錠つけられたのかな? まぁ、全く想像がつくんですけど。 「春ちゃんは私に捕まっちゃったの~……だからぁ、ゴールまでは私の言いなり…ね?」 誰か110番通報して淫乱婦警が高校で暴走してるって伝えてきてくれ。ダッシュで頼む。被害者が一名出そうだから。 「ふふっ……」 「…?……ッ……!!?」 急に近づいてきた茜さんが俺を包むように抱きしめてきた。 あまりの事に声がでないヘタレ俺。 「はむっ……」 「あふわあぁっ!!?」 茜さんは顔を俺の横に持ってきて、不意に俺のお耳様を舐めだした。 予想外です。 「やめて下さい!!///」 「無理……んちゅっ…」 「うわああああ!!!」 すっごく予想外です。 「さぁ…一緒にゴール…目指しましょ…?……ちゅるっ…」 「ぎゃああああああああああああ!!!!!!」     † 「………シクシクシクシク…」 「弟として謝っとくわ…ゴメン。」 悪魔の時間から解放された俺は虎牙先輩、小太郎の元で励ましを受けている。 できればあの時の事は思い出したくないな。 ゴールまで10分程、延々と舐められたり触られたり…… なんかいろいろ大事な物を失った気がする。
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