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「は、春少年!!大丈夫か…!?」
やめて。話し掛けないで。
今の俺は屍だから。煩悩を抹消中だから。
「うう……春…少年……しっかりして…くれ…グスッ。」
ビーッ!!!!ビーッ!!!!
エマージェンシー、エマージェンシー!!!!
龍崎の涙声を感知。即刻復旧せよ。
燃え上がれェェェ!!!!
俺のコスモォォォォ!!!!!!
…………で、コスモって何?
「ハッハッハ!!!何でもないぞ龍崎!さあ行こうか!」
俺☆復活\(☆∀☆)/
「わ、分かった……」
おっと、しかし、龍崎は若干ヒいているようだ。
まあ、仕方ないか………
いきなり吐血したかと思ったら、急に元気になりだした俺は周りから見れば、どれだけキモかった事だろう………
そんな俺に声かけてくれただけでも上等さ…
………なんか自分で言ってて虚しくなってきた。
死んでいいかな?俺。
もう死んじゃおっかな。
嘘です。ごめんなさい。
死ぬ勇気なんてありません。俺、チキンですから。
え?知ってる?
うるせーよコンチクショウ。
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