体育祭4~最強!生徒会!~

42/61

13173人が本棚に入れています
本棚に追加
/343ページ
    † 「よし、行こうか春少年。」 「待て待て待て待て待て待て!!!!!」 俺は龍崎に連れられ、今さっき用意された服に着替えた所だ。 龍崎が出場しようと言ってくるが、一つ問題がある。 それは……… 「茜さんの警察官に犯罪者っていうチョイスは分かるよ?千華の看護婦に死人ってのも………まぁ……分かる。けどさ…… 巫女に“天使”ってどーよ?」 純白の服。翼。頭上のわっか。 どうみても天使だ。 ていうかなんで天使? チョイスおかしいだろ。 なんで和に対して洋でくるんだよ。接点が皆無じゃねーか。 最早お前が何考えてんのか俺分かんねーよ。 「ん?そうか?可愛らしいと思ったのだが……」 龍崎さん。相性を考えて下さい。 俺ら二人が並んだら違和感MAXじゃねーか。 「……………」 「……?…なんだよ龍崎?」 急に龍崎が思案顔で黙りこむ。 「…………今気付いたのだが……春少年。」 「ん?」 「……………君は何故、私を名前で呼ばないんだ?」 …………はい? 「紗耶少女も、猪狩先輩殿も、茜先輩殿も………みんな名前で呼んでいるのに………何故だ?何故なんだ?」 「…………いや…ちょっ…」 近い近い近い!!!顔近い!!! なんか初めて会った時もこんなんじゃなかった!? デジャヴュ!?
/343ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13173人が本棚に入れています
本棚に追加