体育祭4~最強!生徒会!~

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さて行きますか。 俺は入場門をくぐり、グラウンドに出る。 が、グラウンドの真ん中に何か大きな物が置いてあるのを見て、眉を潜める。 …………なんだアレ… それは純白の布を被せられ、花や、綺麗なアーチなどで飾り付けられた台座のような物だった。 「マジで何コレ…?」 『犬神君は、それに登ってスタンバって下さい。』 すいません。スタンバり方がわかりません。 『……さて、準備は整いましたね…』 オイ、無視すんな。心読めてんだろ。 『続きまして入場するのは…』 OK。あくまでも無視か。 『容姿よし、勉学よし、運動よし、性格よしのパーフェクト少女!!<姫>の一人で恋する乙女!一途な想いは届くのか!?恋愛一筋!鳥居紗耶!!』 紹介が終わると、観客席から歓声があがる。 ここまでは他の三人と同じだった。 だが、ここからが違っていた。 ――――恥ずかしい方向に 『それでは、新婦の登場です。』 グラウンドに放送が響く。 ……………新婦?
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