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ア「えっと…あの…」
???「これは魔法のリンゴだよ。王子の魔法を解き、結婚できるかもしれない。」
ア「話が…よくわからないんですが…」
???「ただし、12時までに王子を見つけなさい。」
このクソババア、明らかにイッてる。
ってか、魔法って何!?有り得ない…。
ア「遠慮しておきます…。」
???「おや、じゃあずっとこの世界に居るのかい?」
もしや…外に出てみた。
他の家に明かりはついている…でも、音がない…
ア「あの…。」
???「さぁ、これをお食べ。」
…少なくとも、現状から脱するにはこれしかない。
ア「いただきます…。」
サクッ…今まで聞いたことの無いほど軽い音。
そして、今まで食べたことの無い味わい。
ア「お…おいしい…。」
???「おやすみなさい…」
ア「え…?どういうこと…?」
???「キスが目印よ…白雪姫…」
ア「私…アリ…ス…」
覚えているのはここまでだった。
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