1人が本棚に入れています
本棚に追加
俺、江久世 兵介(えぐぜ ひょうすけ)は避難民の集団からはぐれ、深夜の山奥で遭難していた…
3ヶ月前ロシアに突如顕れた怪物…ニュースはVE01と呼んでた…が世界を消し始めてすでにロシア、中国、韓国等複数の国が奴に消された。もちろん各国の軍隊もただ見ていた訳でなく攻撃を行ったが…奴の寸前で全ての攻撃は消されてしまった。撃墜とか破壊ではなく奴が攻撃したものは全て跡形も無く消えてしまうのだ。キレたロシアが自国内で核を使ったけどそれも綺麗さっぱり消し去られた。おかげで俺達は放射能やらの心配はしなくてすんでいるが奴が海を越え日本まで来たとなっちゃそうも言ってられない。
そんなわけでVE01から逃げる避難民の中に俺の姿もあったのだ。…数時間前までは……ι
「くっそ、ここはどこだ…?」
とりあえず落ち着くために深呼吸を一つ。奴がいろいろ消してるおかげで空気が綺麗だった。
とりあえず俺は空を見上げてみた。
最初のコメントを投稿しよう!