顕れた。落ちてきた。

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学校の授業はそれなりに受けているから天体観測でもすれば最低方角くらいは分かるんじゃないかと思っていたんだが星など見えず目の前にはよくわからない物体が… 「ぐえッ!?」 降ってきた。潰された。 顔面に何やら柔らかくてほの暖かい感触がある。手で探るとそれは上に長く伸びていて頭の脇には何やら人間の足のような… 「わわッ!?ごめん死んでない!?」 降ってきたモノは可愛らしい女の子の声で飛び退いた。身を起こして声の方を振り向くとそこにはいわゆる競泳水着のような服を来た声の通り可愛らしい女の子がいた。さっきの感触ってやっぱり足…だとしたら顔に…いやいや今はそんなことは考えてる場合じゃない。 「あ、あんたは…」 「やっと見付けた!さあさあ早いとこ変身しちゃって変身♪大丈夫♪私に任せてくれれば少しくすぐったいぞ、程度で済むから♪」 「いやまてそれはどちらかと言うと変身と言うより変形つかあぶねぇからそんな怪しげな銃こっちに向けんなって撃ちやがった~ッ!?」 女の子が極上の笑顔で硝煙をあげる怪しげな銃を構えてるという猟奇的な光景を最後に俺の意識はブラックアウトした…
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