生きている者がいない町

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一緒に畑を耕しているお隣の旦那さんがいつもにましてボロボロでした。 何があったのか尋ねてみたところ、最近夜の方がいつもより激しいらしいのです。 畑帰りにお隣を見たら二階より上が崩壊していました。どれだけ激しかったのですか。驚きです。 まだ朝起きてお気に入りのオークの貯金箱【豚三郎くん】が壊れただけの私の方がましなのでしょうか。 いやでも私のあの貯金箱に対する愛は二階の部分はあったかもしれません。いえあると断言できます。 明日新しい貯金箱を買いに行こうと思います。名前はもちろん【豚四郎くん】です。
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