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「な…みな…」
「ん~…あとちょっと…」
「なぁにがあとちょっとなんだ?桐谷」
さっきの声とは打って変わって、ドスの利いた声が上から聞こえてきた。
「……へ??」
私は何か殺伐とした雰囲気を寝起きにも関わらず感じ取りガバッと顔を上げた。
「あっ…」
先「俺の授業で寝るとはいい度胸じゃねぇか…なぁ?桐谷」
「ははっ…」
先「後で職員室に来るように!」
先生はそう言ってニコッとすると教卓のところまで戻って行った。
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