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プッ
後ろからクラクションが聞こえ、俺は慌てて車を発進したが、すぐに歩道に寄せた。
理壱「はぁ…」
俺は助席を見て、今までみなみが座っていた席を触った。
理壱「クソ!!!なんで……どうして!!!!」
なぜみなみが事故にあわなければならなかったんだ。
あの時俺がみなみから離れなければ…
あの時俺がみなみにちゃんと話していれば……
思いだしたらキリがないのはわかってる。でも、この7年間何もしらなかった自分が情けなくもあり、腹立たしくもあった。
理壱「みなみ……………」
俺はハンドルに頭をつけ、気持ちを落ち着かせ、家へと帰った。
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