第1章 ①

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――ガラガラ み「失礼しましたぁ」 (はぁ…こっぴどく怒られたなぁι) さっきの先生の説教を思い出していると、外が夕日色に染まっているのが見えた。 視線を下に下ろすと、ここからグラウンドが見えた。 理壱くんが必死にボールを追いかけてる場所。 探さなくてもわかる。 だってあなたが好きで好きでどうしようもないから。 私は窓に近づいて呟いた。 み「好きだよ…理壱」
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