思い出に変わるまで‥

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『でも‥俺ももう30だろ? そろそろ 普通の恋愛がしたい。 守るべきものを ちゃんと見つけたい。 翼の事が嫌いとかじゃなく その‥』 ‥うん。拓朗、 わかったよ.. わかった。 今までありがとうね。 これでスッキリした。 私も好きな人が出来たし お互い違う道行こう。‥ 『拓朗。 もういいよ。 わかったから。 幸せになってね。 私も頑張るから。 じゃあね、拓朗。』 翼はゆっくり席を立った。 『‥あ‥翼。』 拓朗が翼を呼び止めた。 『トイレ行って 鏡見たほうがいいぞ。 もう‥こんな時間だろ? いくら ニューハーフだからって 結構ヒゲが生えてきたから。 気持ち悪いよ。マジで‥』 『ほっとけ! コノヤロウ!!!!!』 野太い声が店内に 響き渡った。 チャンチャン😁✌
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