思い出に変わるまで‥

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『翼。 俺もね、考えたんだ。 確かにいろんな事を 翼はよくしてくれる。 ただ‥』 拓朗は言葉を飲み込んだ。 沈黙。。。 波の音が聞こえる。 寄せては引く波のように 二人の間には同時に 引き際を感じた。 『‥ただ...なあに?』 翼が沈黙を破った。
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