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  学校に着いて、女の子とは違う校舎だったため 途中で別れた。 あの子、可愛かったな。 ……ってああ! 名前聞くん忘れてもーた。 俺は後ろを振り返る。 あの校舎は、1年やな。 てことは俺より一つ下か。 俺はまた、前を向いて自分の教室へ歩いて行った。 教室を普通に開けると ちょうど授業中で 一斉に生徒がこちらを向いた。 「あ、すんません」 ヘラヘラと笑いながら、教室を入って行くと 「ちょっと待て」 先生にガシッと首根っこを掴まれた。  
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