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「やったら、アイスおごってーや」
「え……?」
「今日の放課後に」
俺も立ち上がって
爽やかに笑った。
「…それだけで、いいんですか?」
「俺はそれで十分やけど」
女の子の頭をポンとやって先に歩きだす。
「…あの!」
「あ。」
俺はまた女の子の元に戻って
女の子の腕を持つ。
「また、変なのに捕まったらシャレにならんし」
「…え…と…」
「大遅刻やけど、行くで」
そう言って、走り出した。
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