🌸リリカルなのは短編集⚡

高町なのはの憂鬱

休暇…これ程人に安らぎを与えるものはないと思う。ましてや働き詰めの人達にとっては尚更嬉しい限りだ。

高町なのはとフェイト･Ｔ･ハラオウン、八神はやては今日から一ヶ月、長期休暇をとる事になった。これは一生懸命管理局で働いた証として、リンディ･ハラオウンからのプレゼントだ。
三人はヴィヴィオを連れ、日本に帰ってきた。
そこでなのははヴィヴィオをフェイトに預け、はやてにとある頼み事をする。話を聞いたはやては

｢……………なるほどな。なのはちゃんは…てか、私もそうか。もうこんなお年頃なんやな。｣

と聞いて頷く。

｢あはは…どうしても学んでおきたくて…。｣

｢せやな…。でも、ホンマに私でええんか？｣

｢はやてちゃん、ものすごい上手だから。｣

｢なのはちゃん的にはヴィヴィオにこんな所、見られたくないんやろ？｣

｢うーん…別に良いんだけどね。上手く出来なかったら、恥ずかしいし…｣

｢ま、とりあえず頑張ろ。なのはちゃん、音をあげたらダメやで！｣

｢うん、頑張るよ。じゃあ、始めよっか！｣

…

……

………

……………

………………

…………………

……………………

そして…

｢あっ、ダメだよなのはちゃん!!もっと素早く引かないと！｣

｢ふえぇ。｣

｢うん、上手やで。その調子その調子♪｣

そんな中、遊びに行っていたフェイトとヴィヴィオが帰ってきた。