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チュンチュン
小鳥の囀りで目を覚ました俺。
あっ、紹介が遅れたな。
俺は龍崎 陽(リュウザキ アキラ)
高校二年生だ。
バタン
「陽!早く学校行くわよ!!」
部屋のドアがぶっ飛んでいきそうなくらいの勢いで開き、俺の脳は完全体へとなった。
「どうしたんだ、結衣?そんなに急いで。まだ時間はあるぞ」
ドアを壊しかけた張本人、倉本 結衣(クラモト ユイ)
俺の幼なじみで最も信頼している人だ。
詳しい話は後々することにして、今日は金曜日で登校日。しかし、まだ時間的には余裕がある。そんなに急ぐ必要はないのだが。
「いいじゃない、別に。べ、別に陽の顔を一刻も早く見たかったわけじゃないんだからねっ!!////」
見ての通り結衣の性格はツンデレだ。
ただ、俺がピンチの時や困っていたときはいつも助けてくれた。とても、いいやつだ。だから、俺はとても信頼しているし、これからも信頼していきたいと思っている。
話が大分長くなったな。ともかく、俺と結衣は強い絆で結ばれているということだ。
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