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『ぢゃ、もうそろ帰るわぁ』
ガルシアは森の奥へと消えていった。
ピエトルはやはり一人で旅をするコトにした。いや、せざるを得なかった。
とりあえずガルシアにもらったwiiリモコンを駆使して進むしかなかった。
しかし気になる。
そう、例のAボタンだ。
ガルシアの意味深な言葉が頭に残ってしょうがなかった。
しかもAボタンの下には小さく『危険』と書いてある。
ピエトルはあえてBボタンを押してみた。
後方から激しい爆発音と風圧が襲いかかってきた。
城下町は荒野と化していた。
身の危険を感じたピエトルは、wiiリモコンをカバンの奥の方へとしまった。
『多分、疲れてるんだ』
そう呟くと、あらかじめ持っていたビーフジャーキーをしゃぶりながら、城下町付近をあとにした。
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