第1話:判決は

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「ぁぐがぁ…!」 声を上げてしまった。 決してエグかったからではない。 痛かったからだ。 傷を負ったが気付かず、視覚で気付いてやっと痛みが走る。あれは本当だ。 「やっと目が覚めましたか。大変だったのですよ?」 なんのことだ? 「でも怪我をしたのは自業自得よ」 ボクは何をした? 「ぁ…ぅ…はぁ…?」 言いたいことが言葉に出来ない。 「まだ、喋らないほうがいいですよ」 はぁ…
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