44人が本棚に入れています
本棚に追加
これからボクはどうなるのだろう?
ここはどこなのだろう?
どうしてボクは怪我をしていたのだろう?
答えはすべてヤマザナドゥさんが知っている。
けどボクは声を出せないから訊くことは出来ない。
まぁ…いいか。
「は~ぁ…」
暇だ。
ヤマザナドゥさんに「あと3日くらいはここにいてね」と言われたが…
ここは誰の家か分からない。
いや…施設?この独特の薬品の香りは…なんだっけ?
「ん~…」
頭をフル回転させていたその時、
「入るぞ」
鎌を持った女性が入ってきた。
「怪我が治ったらしいな」
コクンと頷く。
「それじゃいっちょ…」
なんだろう?嫌な予感しかしない。
「あたいが稽古をつけてやる」
最初のコメントを投稿しよう!