第1話:判決は

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----バゴッ 土煙が舞う。 「ぁぅ…ぁ…」 危なかった…アレに当たっていたらボクは脳をぶちまけて死んでいただろう。 先生を睨む 「いんあ~!」 死んだらどうする! 先生は「はっ?」と言って首をかしげる。 「何を言っているんだ?」 そうだった!ボクは喋れないんだった! 「ぁぉ~…」 あの~…そのですね… 喋れないから伝わらない。分かっていてもやってしまう。 「はっきり喋れよな」 と先生が棒をもちあげた時、気付いた。 先生の持っている棒の長さが変わっている。
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