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「みたいなことを昨日の殺人鬼は思ってんだろうな。」
一瞬、教室が静まる。
一斉にみんなの視線が俺に集まる。
「いやいや…嘘だから」
しばらくの沈黙が教室を包む。
ガラガラと教壇側のドアが開き、このクラスの担任である杉山(名前は忘れた)が教室に入ってきた。
「はーい、自分の席に着いてー」
キリキリしたタイプの男ではなく、比較的ボーとしていそうなタイプの男である。
この教師に担任なんて任せていいものなのだろうか?と思ってしまうほど、ボーとしている。
ボーっとしているのでそう思ってしまうが、何気にまとめているので驚きだ。
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