第一章~玩具は○○○~

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「SHL始めるから席に着いて-、ほら自分のクラスに行く。」 若干ウザいが、楽なので気にしてはいない。 SHLは最近このあたりで起きてる殺人事件の事についてが主でその他は、部活の時間を少し減らすとか、夜間はあまり出歩くなとかだった。 そんなことを外を見ながら聞いていると杉山が俺にSHLが終わったら少し話があるから職員室に来いと言われた。 俺、職員室に呼ばれるようなことしたかな?と思いながらトイレに向かった。 トイレに行くと同じクラスの奴とか隣のクラスの奴とかが居た。 「おう、馨。さっき先生に呼ばれてたけど、なんかやったのか?」 いや、全く。と言う意味をこめて首を横に振る。 つか名前呼ぶなよ、鳥肌立つだろ 「さっきの話と関係あんの?」 隣のクラスの奴、確か…宮部?だったかな? さっきの話といえば…………昨日の殺人鬼の話かな?と頭に浮かべながら「たぶんな」と曖昧に答えておく。
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