第一章~玩具は○○○~

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つか、お前も聞いてたのか… トイレにずっと居たい気はしたが、これ以上いても、うんこしたくてタイミングを図ってると思われそうなので、先程先生に教員室に来いと言われた事を都合よく思い出して行くことにした。 職員室に行くまで俺のテンションは結構低かったけど、職員室に居る一人の人間を見た瞬間に急激にテンションが上がった。 ………嘘です、冗談です。 つか、むしろその反対です。職員室入って一人の人間見た瞬間に鳥肌が立った。 そこには、よく知る?つかよく見る人が居たから。 外見は綺麗と分類される人種、中身は優しいと分類されている人種、どうもコノ人は苦手だ。 こちらがどう出るべきか一般的に険しいと表される顔で考えていたらあちらから声をかけてきた。 「初めまして、馨君。私は隣町から来た警官です。」 んな事は知ってる、しかもなんだその「初めまして」は、キモ。 名前呼ばれたし……… うだうだ頭で考えてたらたまたま通りかかった?教師がほら挨拶しなさいと言う目でおれを見て、警察官に会釈した。 ここではなんですから、と付添い人の役を背をわされた杉山が応接室に移動した。
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