第一章~玩具は○○○~

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移動といっても隣の部屋だけど。 部屋に入る、椅子に座る、対面、沈黙。 「えーとこちらは、昨日の事を聞きたいみたいだ。」 そんなことは解かってる、じゃなきゃ学校まで来ない。 「改めて、初めまして、馨君。」 営業スマイル、握手を求める。 「初めまして、馨さん。昨日のことですね?ですが先生が居るとなんなので先生に出て行くように言って貰えないでしょうか?」 「それも、そうですね。」 そう言い、杉山を見る。 杉山は興味心身だったのでえっと少し驚いてからきょろきょろして出て行った。 またもや沈黙。 お互い見つめあう。 五秒、十秒、と見詰め合いお互い笑いあう。
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