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初めての会話
「………遅い」
バス停でバスを待っている一人の少女がいる
頭はポニーテールにして服装は紺色の制服を着ている
胸には学校のシンボルらしき雪だるまのバッチがついている
「なんで来ないのかしら?」
携帯の時間を見てみるがもうすぐ学校が始まる時間だ
彼女は知らない……
バスが事故を起こした事を……
彼女は知らない……
バスが来るはずが無いことを……
「これだからバス通学は嫌なのよ!……しかたないわね……」
彼女は下に置いたバックを持ちスタスタと歩いて行った
彼女は知らない……
この後、ある男に痛烈にアタックされることを
彼女は知らない……
ここから学校まで歩いて2時間かかることを……
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