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授業が終わりをつげたとたんに皆席を立ち上がった
一人は席が離れているクラスメートの元へ
一人は別のクラスへ
廊下で走り回る連中すらいる
輝は白鳥のアドバイスをうけ彼女の元へ行こうとする
「頑張れよ!」
「お、おう!!」
輝は白鳥に励まされ彼女の元へと歩んで行った
なかなか勇ましい姿で歩んで行く輝を見つつ白鳥は彼女を見る
「ん~確かに可愛いんだがなぁ……」
と、彼女の分析を始める
だが彼はB専だった
顔や身なり、頭もいいので沢山の人に告白はされたがすべて断った
理由は告白してきた子がすべて細くて顔立ちがいい綺麗な子だったからだ……
「ん~イマイチ…」
分析を終えて話しを盗み聞きするために白鳥は席をたった
そして輝の後ろらへんで話しを聞くことにした
「お、俺はその……寝坊だよ寝坊!休みボケしたんかな、はは」
会話の内容がすぐにわかった
嘘つけ、お前はゲームして遅れたんだろ!
休みボケ?お前に休みはなかったろ!
「ふ~ん、興味無いけど」
会話が止まった……
そうこうしているうちに授業開始のチャイムがなる
輝と白鳥は席に戻りすぐに
「ど、どうだったかな?」
と輝は聞いてきた
「大丈夫、素晴らしく普段通りじゃなかったよ、声裏返ってたし」
と白鳥は感想を告げた
「でも聞き返してくれたんだよなぁ」
輝は次は上手く会話しよう!と心に決めた!
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