さよなら、日常

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祐輔(か、勝てる!ジャンケンで俺の勝つ確率は、ほぼ100%。なぜなら、奴はいつもグー、チョキ、パーの順番で出すっ!ハハッ、この勝負は勝てる。この勝負には、必勝法がある。) と祐輔は考えていた。だが、しかしこの浅はかな考えこそが、ギャンブルという名のジャンケンでは、危うい。このことなど祐輔は、当然知る由もない…… 一方、晃は 晃(くそぉ~。何故、この意見に賛成したんだ俺はっ!奴に勝つ方法なんてない。この勝負は、運否天賦なのか…。いや………勝てる。勝てるぞ。奴は俺がいつも同じ手をつかうことを知っている。ならそれを、逆手にとればっ!) それぞれの考えが固まり、いよいよ勝負が始まるっ! それは二人の運命を分ける闘いという事は、二人は知らない…… 祐輔「作戦タイムは終了だ。 晃も終わったか?」 祐輔は作戦を考え終わったようだ。
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