20人が本棚に入れています
本棚に追加
アン「休む時間なんて与えないわ」
男が脚を振ってる隙に、アンが刺突を放つ。
それに素早く反応し、傘でいなす。
だが、アンは止まらない。
刺突した槍を引き、また男に刺突。
それを繰り返す。
男「!?やるねぇ、女」
驚きの声をあげるが、当たる気配がない。
しかし、防戦一方。
(今だ!)
アランはチャンスを見いだしていた。
男の後ろに回り込み、槍を自分側に引く。
槍はバチバチ、と青白い火花が散っている。
それを思いっきり、突き出す。
腰の捻りを加えたことにより、平素の倍以上の速さ。
すると、青白い稲妻が槍から迸り男の背後を突き刺そう、と迫る。
ふいをついた一撃。
直撃すると思われた時―――
突然、男は膝を曲げしゃがみ青白い光条が、アンに突き刺ささる。
最初のコメントを投稿しよう!