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脳の許容限界量を越えています―――
(マズい、何言ってるか全く分からない。)
さらに祐輔は白目を剥き始める。
強制シャットダウンを開始します―――
(目の前が真っ白に……)
そんな様子を見てか白龍は、苦笑を漏らし口を開く。
白龍「ま、簡単に言えば、その練気ってやつを使えば最強になるってことだ」
やれやれ、と白龍はため息をついた。
それを聞いた祐輔は、元の状態へと戻っていく。
脳への認識を確認、再起動を開始します―――
祐輔「何だ、そんなことだったのか」
先ほどの態度とは違い、余裕さえ窺える口調で言った。
それもそのはず。
言葉の意味を理解したから。
あくまで言葉の意味だけであるが……
白龍「やっと分かったか。ひょっとしてお前、頭悪いのか?」
祐輔「うるさい!」
祐輔は一言で、白龍の戯言を一蹴してのけた。
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