火の国

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王「それで、話しというのは?」 王は優しく祐輔に言葉をかけた。 火の王はRPGのゲームに出て来るような老人ではなく、どちらかというと青年である。 もちろん祐輔は、白髭を蓄えた王を想像をしていたが。 (思ってた以上に若い……) 祐輔は内心驚いたが、表に出さないように堪えた。 ハァハァと、荒い息が口から吐き出る。 徐々に落ち着きを取り戻し、今回の本題を王に伝える。 祐輔「実は……」 祐輔は異世界来たことを含め、昨日の出来事を祐輔は話す。 これは一種の賭けである。 本当のことだが、ありえないようなことなので信じて貰えるか分からない。 自分でさえ信じられない出来事である。 祐輔の話しを聞いている王からは、疑っているように見えないものの、実際どうだか分からない。 冷たい汗が背中を伝う。
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