火の国の守り神

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男「やっと来たか。待ってたぜ!」 赤髪の男はようやく、祐輔達の存在に気付いたようで嬉しそうな声音で言った。 アラン「何が目的だ!」 険のある声で言った。 男はさして怯えた様子もなく、平然とあっけからんと 男「あ?そりゃ、火龍をぶっ倒しに来た」 男の言葉に一同は唖然とした。 火龍をぶっ倒す、ということは不可能だからだ。 火龍はこの世界を創った5つの龍の一体である。 たかが人間がどうこう出来る相手ではない。 だが、男は自信満々に言った“火龍をぶっ倒しに来た”、と。 仮にに火龍を倒したとしよう。 それはそれで大変なことになる。 火龍がいるこの火山は昔、活動していた。 しかし、火龍のおかげで今は活動を停止しているのだ。 ここで火龍がいないくなってしまったら、再び活動を始めてしまう。
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