気持ち
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通い慣れた坂道をチャリで一気に上る。前は上るだけで息があがってたけど、この坂ならあと10メートル長くても今は平気な気がする。 「あき」 道と道が繋がるところで、水城が呼んでる。いっこ上のまっすぐな道を通ってくる、アタシの幼なじみ。
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