―悪魔―

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嫌だっ… 怖い。 怖い……。 いやあああああああ―… 薄れゆく現実の中で、私は父親と母親と手を繋いで仲良く河原を歩いている日々を思い出していた。 涙がツ――ッと頬を伝う。 小学五年生… 私は…… 処女を捨てた。
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