序章:聖ルキア女学園

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「ほら、優姫 起きなさい」 私はお母さんの声で目覚めた けどまだ眠い…… 春休みくらいゆっくりしてもいいじゃん…… 「今日から学校の方の寮に入るから早く起こしてって言ったの優姫でしょ??」 ……寮?? あぁ聖ルキア女学園の ……って今何時!? 時計を見てみると今は6時 奏ちゃんが迎えにきてくれるのが8時だから結構余裕はあるけど 「もう一眠り……」 「制服着るの慣れてなくて時間かかるかもしれないから6時に起こしてって言ったでしょ!?」 あぁ、そういえば言ったな 昨日の私はどうかしてたね 準備に2時間もかからないって…… 「ま、いっか 荷物の確認もしておきたいし」 私はそういって起き上がる そういえばあっちの寮では奏ちゃんと同室なんだっけ…… 迷惑かけないようにしないとな 「じゃあご飯できてるから食べちゃいなさい」 お母さんはそういうと部屋を出て行った 階段を降りていく音が聞こえる 着替えてからいこうかな…… うぅん着替えてからじゃきっと制服を汚しちゃうよね 制服を着るのはご飯を食べてからにしようっと 私は階下に降りていく うまくやっていけるか不安であまり食べられなさそう…… お母さんには悪いけど多分残しちゃうな
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