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どのくらいそうして『大人のキス』をしてたんだろう
短いようにも、長いようにも感じた
ずっとそうしていたかった
気持ちよくて、お姉様と一つになれたようなそんな感覚をもっと味わっていたかった
えっちなこととはまた違う何かがあった
「お姉……様ぁ……」
「ふふ、優姫の顔すごくえっちぃわ
そんなに良かった?」
私は頷く
ここで意地をはったりする理由が見つからなかったから
それにしても私の顔そんなにえっちぃのかな……
お姉様こそ妖艶な美しさが漂ってるんだけど
そんなお姉様にえっちぃって言われるんだったら相当かな……
「お姉様ぁ……
もっとぉ……」
「あら、えっちの時でも偶にしか見れないおねだりが見られるなんて……」
お姉様はそう嬉しそうに笑う
仕方ないじゃん……
気持ち良かったんだもん
――おねだりしたいくらい気持ち良かったんだもん
「でも、ダメ
これ以上したら私、抑えられなくなって最後までしちゃうわ
明日に疲れを残すわけにはいかないでしょう?」
「……そうですね」
残念だけど
お姉様、明日も色々しなきゃいけないもんね
卒業生代表だし
疲れを残して明日ミスなんてされたら嫌だし
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