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お姉様の胸に置いておいた手をそーっと離してみる
大丈夫、大丈夫……
きっとバレてない
「ねぇ優姫」
「な、なんですか?」
お姉様は眠たそうに目を擦りながら私の名前を呼ぶ
まだ2時だもん、眠くて当たり前か
「そんなに欲求不満がたまってた?」
「………………
ごめんなさい」
どうやらバレてたみたいです
お姉様はじとーっとした目で私を見てる
じと目なお姉様も綺麗
――じゃなくて
うぅ、絶対私変態さんだと思われる……
「寝込みを襲うなんて――」
変態って言われる……
罵られて蔑まれる……
それはそれでいい――わけない!!
「流石私の恋人ね!!
中々こういうことしてくれないから私の事なんて、って焦ってたのよ」
「……え?」
こんなこと言われてこれ以外言える人っているのかな……
私は断言する
――いない、いるわけがない、と
そしてそこで思い出す
そういえばお姉様って容姿に似合わずエロエロだったんだ……と
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