出会い

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「あーあ、いっちまったぜ?先に電車来るんだな、つまんねー」 「つまんねぇってな…何の目的だよ…ったく!あぁ暑い!海斗が来てから余計に暑いぜ…」 「悪かったな、邪魔してよ!ま、済んだことだから気にするなよ!また明日も会えるかもしれねぇだろ?」 「あぁ、そうかもな」 「おっ、電車来たぜ。早く行くぞ、大学!」 「おぅ!」 こちらも満員電車…隙間を縫って定位置につく。 やべぇ、まぢで暑い… と二人共が思っていた。電車にはちゃんとクーラがついてるのに、通勤時のオッサンたちがそれを邪魔している。 いつもの日常があの子の存在で少し変わった…また会えるといいなと思う大河を乗せて、電車はガタゴトと進んでいった。
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