253人が本棚に入れています
本棚に追加
「あーあ、いっちまったぜ?先に電車来るんだな、つまんねー」
「つまんねぇってな…何の目的だよ…ったく!あぁ暑い!海斗が来てから余計に暑いぜ…」
「悪かったな、邪魔してよ!ま、済んだことだから気にするなよ!また明日も会えるかもしれねぇだろ?」
「あぁ、そうかもな」
「おっ、電車来たぜ。早く行くぞ、大学!」
「おぅ!」
こちらも満員電車…隙間を縫って定位置につく。
やべぇ、まぢで暑い…
と二人共が思っていた。電車にはちゃんとクーラがついてるのに、通勤時のオッサンたちがそれを邪魔している。
いつもの日常があの子の存在で少し変わった…また会えるといいなと思う大河を乗せて、電車はガタゴトと進んでいった。
最初のコメントを投稿しよう!