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「‥‥あー‥まあね‥」
自分の身の上に起きたことを話したくなくて、つい言葉を濁してしまう。
「奈々子にも言いたくないことあるもんね。でも話したくなったら話してね」
「うん。ありがとう」
決して無理強いしないとこが雪菜の良いところ。そして‥‥‥
「でもさ、依頼するなら希望宅配人の人と会えるかも、なんでしょ?どんな人かは教えてね」
好奇心が旺盛過ぎるのが少し困ったところだ。
とりあえずは今日はお互いヒマということで、『希望宅配人』には雪菜が来てから依頼することにした。
先輩に続いて雪菜にも愚痴ってやろうと考えてる自分がイヤになった。
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