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スズナ:(そういえば、ユークさんは望夢クンのお父さんなんだっけ………)
ミカン:『彼はシンオウに来る前と同じように誠実でしたよ。私とスズナは未だに望夢クンがギンガ団に手を貸したことを信じられないんです。ですから、もう一度望夢クンに会って真意を確かめようと………。』
ユーク:『そうか………俺も、あいつが自らこんな悪行をするとは思えないんだ。』
ナツメ:『よく分からない事になってるけど……………………なんなら私が見てやろうか?望夢の本意とやらを。』
スズナ:『え⁉そんなこと出来るの⁉』
ナツメ:『当たり前だ。何か、望夢に関する物を持ってないか?』
ユーク:『これでもいいか?望夢が昔考えた侵略作戦の計画書なんだが。』
ナツメ:『十分よ。貸してみなさい。』
ナツメはユークからその計画書を受け取ると目を閉じてそれに手をかざした。
ナツメ:『………………………………………………………………………なるほどね。』
ミカン:『何か分かったんですか⁉⁉』
ナツメ:『少なくとも、今現在の彼には物事に対して罪を感じる心はないようね。』
スズナ:『そんな………』
ナツメ:『ついでに彼の居場所は私たちがこれから向かうルタルタウンってとこからさほど離れてないみたいね。』
ミカン:『急ぎましょ‼私達で必ず望夢クンを止なきゃ‼‼‼』
スズナ:『でも、私達で出来るかしら…………望夢クンが完全にギンガ団になってしまったとしたら、もぅ彼を救うことは出来ないし………』
ユーク:『お前が弱気になってどうする‼‼俺達の使命はこのシンオウを守るために決死で戦うことだろ‼‼それに、俺は………あいつの親として、なんとしてでも…………』
スズナ:『…そうね。ゴメン、私、ジムリーダーなのにね😅もう立ち止まらないわ!行きましょ‼‼』
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