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4月7日。
桜が咲いている中歩く、神楽はこれから訪れるであろう出会いにワクワクしていた。
しかも、今年は最高学年である、6年生。
修学旅行がある。
それが今から楽しみでしかたなかった。
あの角を曲がれば、銀魂小学校に着く。
玄関にクラス替えの紙が貼ってあるはずだ。
早くその紙を見たい。
そう思っていると、いつの間にか小学校に着いていた。
小学校の門をくぐり抜け、玄関まで早足で歩く。
玄関には、児童が溢れかえっていた。
クラス替えの紙が良く見て取れない…そう思いながら、必死で探していると、漸く自分の名前を見つけた。
「あったアル!!
えっと、6-3組アルな!!」
その後、6-3のメンバーをざっと見ていく。
(姉御、九ちゃん、さっちゃん、新八と一緒アル!!)
友達の名前を見て、嬉しく思いながら自分の名前の上を見る。
そこには、
『沖田総悟』
…とあった。
こいつを全く知らなかったわたしは、全然気にしていなかった。
…このとき、まさかこいつがわたしの運命の人になるなんて、想像もしていなかった-
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