125人が本棚に入れています
本棚に追加
「おはよーアル!!」
教室に入り、大きな声で挨拶すると、一番最初に気づいてくれたのは姉御だった。
「あら、神楽ちゃん。
あなたも6-3だったのね?」
「そうアル!!
一年間よろしくネ♪」
「こちらこそ。」
そして、黒板に書いてある通りの席に座る。
黒板によると、わたしの隣はどうやらさっき見た、『沖田総悟』とやららしい。
どんなやつかは知らないけど、気になるアルな…。。
そう思うが、残念ながら沖田はまだ来ていなかった。
なんだよ、来てねェのかヨ。
と、心の中で呟き、鞄を机の横に掛けて立ちあがろうとした。
…そのとき。
『きゃぁぁぁぁぁぁ!!』
いきなり、女子の黄色い声が廊下から聞こえた。
なんだろう?
と思い、廊下まで行くと、そこには男子2名が女子にキャアキャア言われながら廊下を歩いていた。
最初のコメントを投稿しよう!