壊された、日々

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「何アルか?」 そういって、駆け寄ってみると、 「なぁ、ここの景色、綺麗じゃね?」 そう言って、窓の外を指差した。 そこには、綺麗な桜と綺麗な青空があった。 「うわぁ!! 本当アル!!めちゃくちゃ綺麗ネ!!」 キラキラと目を輝かせて言えば、 「景色に感動するなんて、てめぇも一応女だったんだねィ。」 と、笑いながら言われた。 その笑顔に一瞬ドキッとした。 …しかし数分後、さっきの言葉を思い出して喧嘩になったことは言うまでもない…。
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