壊された、日々

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そんな、沖田と神楽の喧嘩が続いていたある日。 「今日は、修学旅行の予定について話ま~す。 だるいんで、省略するからよく聞いておくよーに。」 銀八はけだるそうにそう言うと、修学旅行の説明をし始めた。 「えー、修学旅行の行き先は、定番の京都、奈良に行きくんで、そこんとこよろしく~。 じゃ、これからしおり配るから、しおり読んどけー。」 「いや、あんた省略しすぎでしょ!!」 銀八は新八のツッコミを軽く無視すると、みんなにしおりを配った。 …そんな中、神楽は修学旅行が楽しみで仕方なかった。 だって、みんなで旅行なんて、なかなか行けるものではないからだ。 神楽は機嫌良さそうに配られたしおりを見ていたが、バスの席について書かれているページを見た瞬間、神楽は固まった。 …わけは、バスの席まで沖田と隣だったから。 …ということと、その沖田と隣ということを嬉しく思った自分がいたからだ…。
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