まぐれも実力の内

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ネバーは前走の疲れも残さず元気に時計を出していた。レース前日、狭間は太郎を呼んだ。狭間:「太郎、わかっとんな。明日の相手じゃ前のまぐれでわ勝てんぞ。」太郎:「はい。分かってます。」狭間:「明日はある程度前につけて、早め先頭で押しきれ。でもまえみたいに京都の坂を全速で下るようなアホはすなよ。ネバーのスピードがあったら十分勝てるはずやから。」
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