二度ある事は三度ある

7/11
前へ
/616ページ
次へ
そして第4コーナーを周り終え、阪神の長い直線にはいる。太郎とネバーは状態の良い馬場の外を通り仕掛け始めた、手応えは完璧だった。後はまだ前にいる馬達をかわして行くだけだと思っていた太郎の目に一頭の馬が映った。先行集団総崩れの展開で、前で競馬をしていたにも関わらず一頭だけ生き残り、しかも先頭で押しきりをはかっていたのだ。
/616ページ

最初のコメントを投稿しよう!

557人が本棚に入れています
本棚に追加