[序章]

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西暦2200年初頭 地球の地下資源が枯渇し 太陽エネルギーが人類を支える時代 太陽光の集積を効率よくする為エネルギー開発は 宇宙空間に延びていた 衛星軌道上に各国は太陽エネルギー発電衛星を打ち上げ、それはやがて宇宙ステーション規模へと発展していき 人類のエネルギー問題は解決されたかに見えた 激化する宇宙開発をリードするアメリカ。ロシアを含めた旧ソ連を加えたEUがそれに続く。一方地下資源の豊富さから最後までエネルギー危機からまのがれていた、中国・中東・アフリカ諸国はこの開発競争に大幅に遅れを取りその技術力の差は五年とも十年とも言われていた。
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